電池パネルの原料の違い

太陽光発電を設置しようと製品カタログなどを見ていると「発電効率」という言葉を目にすると思います。
これは太陽電池が太陽エネルギーのどのくらいを電力として変換することができるのかを数値化したもので、たとえば100の太陽光エネルギーから20の電力をつくり出すことができるのならば、その太陽電池の発電効率は20%ということになります。
この発電効率が高いほど、単位面積当たりの発電量が多くなるため、太陽電池パネルの設置のために広い面積を確保できない住宅でも多くの電力を発電することが可能になります。
この発電効率は太陽電池の種類によってその性能がほぼ決まってきます。
現在、もっとも発電効率に優れていると言われているのがヘテロ接合(HIT)太陽電池です。
これはハイブリッド型シリコン電池とも呼ばれるもので、単結晶シリコンとアモルファスシリコンを組み合わせた太陽電池です。
パナソニック(旧三洋電機)の製品に使われていて、18%以上の発電効率が得られます。
次いで発電効率が良いのが単結晶シリコン太陽電池です。
これは太陽電池の原料としてもっとも古くから使われているもので、非常に純度が高いため電気的な損失が少なく高性能なのですが、製造コストが高いという欠点もあります。
一方、多結晶シリコン太陽電池は単結晶シリコンに比べて製造が簡単で製造コストも安いため、民間用の製品の多くに採用されています。
ただし、単結晶シリコンに比べて不純物が多く電気的な損失が大きいため、発電効率が低くなっています。
まだ発電効率は低めですが、注目を集めているものにCIS(CIGS)系太陽電池があります。
これは銅・インジウム・セレン(・ガリウム)の3つ(4つ)からなる化合物系太陽電池で、シリコンと違って原料となる物質が豊富にあることから、将来的に大量生産による太陽光発電システムの大幅な低価格化が期待できると言われています。
現在では発電効率も多結晶シリコンに近づいてきているので、太陽光発電の爆発的な普及につながるかもしれません。

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