太陽光発電は値段だけで決めない

「安物買いの銭失い」という言葉がありますが、これは太陽光発電の場合にも当てはまります。
太陽光発電システムの導入コストは高額なため、どうしても価格の安さを第一に選んでしまいがちですが、値段だけで選んでしまうと後々後悔してしまうかもしれません。
まず、価格が安い製品にはそれなりの理由があるということを覚悟しておくべきです。
例えば、性能面に関していえば、発電効率の問題があります。
価格の安い太陽光発電システムには太陽電池の原料としてコストの安い多結晶シリコンが使われています。
多結晶シリコンは単結晶シリコンと比べて発電効率が悪く、同じ量の太陽光を浴びた時に作られる電力量は単結晶シリコンに劣ります。
ですから、もしも発電効率だけを比較するならば単結晶シリコンが使われている製品を選んだほうが良いわけです。
しかし、実際によく売れているのは多結晶シリコンが使われている太陽電池パネルを搭載した製品の方です。
これは値段が安いからです。
もちろん、広い家にお住まいで屋根も広く、たくさんの太陽電池パネルを設置することができるならば発電効率に劣る多結晶シリコンの製品でも十分な電力を作ることが可能です。
しかし、日本の住宅事情を考えると、一般の家庭では多結晶シリコンの製品を選ぶと十分な電力を作れないということもあり得ます。
発電量が少ないことで一番困るのは売却する電力が減ってしまうことです。
ご存じの方も多いでしょうが、太陽光発電では使い切れなかった電力を電力会社に売却することができます。
ですから、なるべく多くの電力を売ることで経済的なメリットが大きくなり、設置コストを早い時期に回収することができるようになります。
このように、長い目で見れば、初期費用が高くても最終的には収益が大きくなるということも十分に考えられるのです。
また、安い製品ではアフターサービスがすべて別料金になっている場合があります。
太陽光発電は長い期間使うものですから定期点検などのアフターケアはしっかりとしておかなければなりません。
しかし、見た目の金額を下げるためにアフターサービスの料金をまったく含まない価格を表示している業者もあるのです。
こういった業者の利用は気をつけましょう。

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