経済的なメリットについて

太陽光発電の導入が難しいことの一つに「値段が安いことが必ずしも経済的なメリットにつがなるわけではない」ということです。
通常の商品は安く購入することができればそれだけ経済的なメリットが大きくなるのが普通ですが、太陽光発電の場合は電力の買取制度との兼ね合いがあるため、安いことが必ずしも経済的なメリットとはならないのです。
現在、余剰電力買取制度による電力の買取価格は1kwあたり42円と非常に高い水準になっています。
そして、この買取価格は固定制となっているところが重要です。
というのも、太陽光発電の普及によって売却される電力量も増加傾向にあるため、これから電力の買取価格はどんどん安くなっていくと考えられています。
しかし、買取価格は申請を行った年度の買取価格が10年間固定されます。
つまり、将来的に買取価格が安くなっていったとしても、今すぐ申請を行えば42円という価格が10年間据え置きになるわけです。
ですから、値段の安い太陽光発電システムを購入して初期費用を抑えるよりも、値段には目をつぶってなるべく大型の太陽光発電システムを設置し、たくさんの電力をつくり出し、それを売却したほうが長い目で見ると経済的なメリットが大きくなる可能性が高いのです。
こういった傾向はオール電化住宅の場合に、より顕著になります。
家庭で昼間に使う電力のすべてを太陽光発電でまかない、夜は時間帯電灯契約による割安の電気を使うことで、毎月の電気料金を大幅に節約できるので、売電での利益に加えて光熱費の節約分も経済的なメリットに上乗せされることになるのです。
もちろん、設置前には業者の方と十分に話し合いを行い、綿密な発電量シミュレーションを行っておきましょう。
その結果、値段が安くて発電量の少ないシステムよりも、大きなシステムを設置したほうが経済的なメリットが大きいと判断されれば、思い切って発電量の大きなシステムを設置するのも良いでしょう。
綿密なシミュレーションなしに大型のシステムを導入してしまうと、思っていたよりも発電量が少なくて経済的なメリットが享受できないということになってしまうかもしれません。

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